ガソリンが古くなっているかも
バイクの加速が悪いときは、まずガソリンの状態を確認してみましょう。
ガソリンは使用期限などが法的に定められているわけではありませんが、ガソリンの性質として、ある程度期間が経てば多かれ少なかれ劣化してしまいます。
劣化したガソリンでも車体は動きますが、走りの質は落ちてしまいますので、最後に給油したのがいつか、最後にバイクに乗ったのはいつかを思い出してみてください。
無理のない範囲で、タンクの中のガソリンのにおいをかいでみるのもおすすめです。
普段のガソリンのにおいと違うものを感じたら、劣化が進んでいる可能性があります。
ガソリンの劣化が疑われる場合は一度ガソリンをすべて抜いて、新鮮なものに入れ替えるのが良いでしょう。
ただし、ガソリンは引火性・気化性が非常に高いため、取り扱いには十分気を付けましょう。
エアクリーナーエレメントの状態もチェック
物を燃やすには空気が必要ですが、外気を取り込んでもごみやほこりなどが含まれていれば燃焼に異常をきたしかねません。
外気を取り入れる際、空気中に含まれるチリなどをできる限り減らすための装置がエアクリーナーエレメントです。
この部品が長期間掃除されていないと、エンジンの通気性が悪くなり、そのまま性能に直結します。
アクセルの程度によって取り入れる空気の量を調節していますが、必要な空気が遅れない状態となってしまえば走行に悪影響を与えます。
対策はエアクリーナーの仕様によって異なり、湿式エアクリーナーであれば洗油、専用洗剤で清掃することで機能改善が望めます。
乾式エアクリーナーであれば、エアガンなどを用いて汚れを飛ばす方法が用いられます。
マシンが生産後10年経過しており、エアクリーナーのパーツ交換などを行っていない場合はこれを機に交換を検討してみるのも手です。
プラグの点検も定期的にしよう
エンジン内部で点火するために、プラグから火花を飛ばします。
良い燃料と良い空気が混ざり合って、そこに良い点火を行うことでエンジンはその能力を最大限発揮できますが、そんなプラグにも寿命があります。
高電圧で火花を飛ばし続けることとなるため、プラグには常に大きな負荷にさらされています。
火花を散らすだけかもしれませんが、安定的な走行には欠かせない装置ですから、バイクの走りが悪い際にはプラグを車体から外して点検してみましょう。
電極の部分にすすがついて真っ黒になっていないか、あるいは電極の部分が丸くなっていないかなどチェックし、プラグが正常でない場合は交換する必要があります。
すすがついている場合などは、応急処置として傷をつけないように磨く方法もあります。
交換の時期はプラグにもよりますが、距離の目安があるので、まずはメーカーなどに確認してみましょう。