1. バイクがガス欠になったら覚えておきたいこと
ガス欠

ガソリン携帯缶の使い方

ロングツーリングに出かける時に気がかりなのがガス欠です。
普段街乗りをしている時なら、ちょっとガソリンが切れそうかなと思ったらどこでも最寄りのGSに入ることができますが、それが山道などになると近くにガソリンスタンドが見当たらないということは十分にありえます。

最近はスマホからGSを検索できるなど便利な機能もありますが、位置がわかっても山のど真ん中ではどうしようもないということもあるでしょう。

そこでもしツーリングの途中でガソリンが切れてしまった場合にそなえて、念のために持っておくことを考えたいのが携帯缶です。

まず先に言っておきたいのが、ガソリンは揮発性の発火物質なので通常は持ち運ぶことは固く禁じられています。

よく灯油と同じ感覚でプラスチック容器で持ち運ぼうとする話を聞きますが、それは安全上認められていません。

バイク・自動車用の携帯缶として販売されているものは専用の密閉容器に入れられているもので、実際に使用をするまでは開いてはいけないことになっているのです。

そもそもとして法律の改正によりMSRの燃料缶のような専用容器でなければガソリンを販売してくれないことになっています。
もしかしたら知り合いなどに頼んで無理やり他の容器に入れようとする人もいるかもしれませんが、それは絶対にやめておきましょう。

ガソリン携帯缶は緊急用のガソリンとして販売されているので、開封をしたらそのままタンクに入れることができるノズルがついています。

容量は1L程度と少なめですが、バイクの場合1Lあれば10km程度は走行ができますので、その間に最寄りのスタンドに入るようにしましょう。

北海道などでは土日にやっていないお店もあります

都内など都会で生活している人にありがちなのが、「全国どこでもGSはある」という思い込みです。
実際にツーリングをしてみるとわかりますが、田舎の方のGSは非常にのんびりとしており、夕方は7時で閉店していたり土日祝日はやっていないというところもかなりあります。

なので以前来たことがある道だからと油断していたら、そのスタンドが休みだったというピンチも十分にありえるのです。

ガス欠になってしまったときには、チョークを開くなど給油タンク部分のスイッチをいじることで、ある程度は走行することもできます。

ですがそうして走行できてもしのげるのはわずかな距離ですので、旅先では早め早めに給油をしておき、ギリギリまでタンクが空になるようなことがないようにすることが大切です。

小型バイクの場合は最初からタンクが小さめに作られていることも多いので、出かける前にはあらかじめ休憩ポイントとしてガソリンスタンドを確認しておくようにしましょう。

バイクがガス欠になったら覚えておきたいこと

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