1. パンクしてしまった時の応急処置法

バイクのパンク、対応できますか?

バイクで走行中にパンクしていても、現在、ほとんどのキャストホイル車にはチューブレスタイヤが利用されているのでいきなり走行できなくなるということはほとんどありません。
異物が刺さっていてもゆっくりエアが抜けていくので、次のスタンドまで十分持つと考えられます。

しかしバイクのパンク修理キットを持っていればタイヤ修理も比較的楽にできるので挑戦してみるべきです。
パンクする可能性も考えてパンク修理キットは常に持っている方が安心できます。

しかしスポークホイルに多いチューブタイヤの場合、異物が刺さると一気にエアが抜けてしまい走行は不可能です。
無理して走行するとホイルがボロボロ、チューブもボロボロ、修理費用がかなり掛かることもあるので無理な走行はお勧めできません。

パンクした場合新品のチューブに交換する必要がありますが、チューブの修理を行うバイクショップはかなり少ないのです。
応急措置をしても長く走行は出来ないのでレッカーを呼ぶのが得策となります。

チューブレスタイヤのパンク修理

タイヤを翌確認し、異物が刺さっている部分を見つけたら車載工具の中にあるプライヤーを利用して引き抜きます。
引き抜いた箇所から空気が漏れているかどうか確認し修理に入りましょう。

修理キットの中にリーマーと呼ばれる器具があるのでそこにボンドをたっぷり塗ります。
スピーディに塗らないとすぐにボンドが乾くので手順をしっかり確認し道具を準備してから行うべきです。

リーマーにボンドをたっぷりつけたら異物を抜いた箇所に差し込んで穴を広げ、ボンドが穴の中にしっかりしみこむようにきりもみします。
これを3回くらい繰り返してください。
次にリーマーの先端に紐状のシールラバーをセットしてからボンドをたっぷり塗ります。

穴に向けてリーマーの先端をあて、ゆっくりシール材がしっかり入り込むように押し込むのがコツです。
これが早すぎたり、リーマーを回転させてしまうとシール材が切れてしまいます。
根元までしっかり差し込んでから回転させないようにゆっくり抜き取り、シール材が一緒に出てこないように慎重な作業が必要です。

リーマーを完全に抜いてシール材が穴にしっかり残っていることを確認し、カッターナイフでタイヤのトレッド面からはみ出ているシール在位を3mm程度残してカットします。
空気バルブ注入ノズルをセットして炭酸ガスボンベを差し込みガスを入れ、修理部分から空気が漏れていないかを確認し作業完了です。

チューブタイヤの場合

セルフでの修理は出来ないので、修理材による一時的な応急処置を行います。
ゲル状になっている充填剤で穴を素早くふさぐことができ、空気の漏れを一時的に止めてくれる便利グッズです。

高速道路の走行などは無理ですが一般道の走行ならある程度走ってくれます。
チューブタイヤはセルフでの修理も玄人的な知識と技術、工具が必要となるので基本的衣に無理です。
一時的な処置を行ったら、ショップに持っていって修理してもらいましょう。

パンクしてしまった時の応急処置法

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