スマホに頼りすぎないのがポイント
「遠くにツーリングに出かけたいけれど、知らない道ですぐに迷ってしまう」そんな方は少なくありません。
いつも迷ってしまうため到着予定時刻の見込みがつけられない場合、ツーリングの計画も台無しになりかねません。
道に迷わないためには、自分がどの辺りを走っているのかを常に把握しておくことが大切です。
多くのライダーが迷ってしまう理由の一つに、スマホに頼りきりになるというケースが挙げられます。
今やほとんどの人がスマートフォンを持っていて、インターネットを使えばどこでもナビが行き先を教えてくれます。
迷ったらその場でスマホで調べれば良い、と気軽に考えているライダーも多いでしょう。
しかしその場合、スマホの電源が切れたり電波が繋がらないと右も左も分からない状況になってしまいます。
そうなってしまっても問題ないよう、ツーリングの際は事前にルートを確認しルート周辺に立ち寄れそうなところがないかあらかじめチェックしておきましょう。
スマホの電源が切れてしまわないよう、バイクからの給電システムを構築する、モバイルバッテリーを携行するなどして電源対策を行うのもオススメです。
また、電波が届かないエリアでも使えるナビアプリなどもあります。
事前にマップをダウンロードしておけばオフラインで使うことができるため、スマホを頼るにしても事前に対策を行っておきましょう。
ルート周辺の道路や地形を覚えておく
事前に経路や所要時間を調べるのに便利なのがグーグルマップです。
渋滞やアクシデントがなければ時間の計算もかなり正確なため事前にチェックしておくのがおすすめですが、その際周辺の地形や道路の名前を覚えておくことも大切です。
大きな国道や高速道路を横切るなど、走っていて目に入り気づきやすいポイントを押さえておけば、なんとなく自分がいる位置を把握しておくことができます。
またGoogleマップにはストリートビュー機能があるため、事前に大きな交差点の風景などをチェックしておけばより迷いにくくなるでしょう。
道なりに要注意
道に迷う最も大きな原因の一つは、曲がり角を間違えることでしょう。
次の交差点を右に曲がるとナビに言われても、どこで曲がれば良いのか非常にわかりにくいというケースは珍しくありません。
何メートルと書いてあってもどのくらいの距離なのかはっきりと分からないという方は、交差点の名前を頼りにして曲がるのがおすすめです。
また、道なりに進むと言われた時にどちらに行けば良いのか分からない、というライダーも少なくありません。
その場合、まずセンターラインがどちらの道にあるかチェックしましょう。
センターラインがあるほうが、道なりと言えます。
センターラインがない場合、ガードレールや側溝などの構造物や周辺の景色を参考に道なりを判断する癖をつけましょう。