1. オイル漏れ発見した時の一時的処置とは

え?オイル漏れ?というときにできる一時的措置とは

快適に走行していたのに、あれ?エンジンからオイル漏れしている?と気が付いたとき、本当にわずかに滲む程度ならいいのですが、見ているうちにどんどん濡れてくるという時には処置が必要です。
近くにバイクショップがあれば持ち込むことができますが、旅先でショップも見つからないというときには、ある技を知っていると対処できます。

固形石鹸とガムテープを利用してできる応急処置は立ちごけでエンジンカバーの継ぎ目付近からオイル漏れしている等の場合に活用できる方法です。
派手に転倒してエンジンカバーにひび・・・という大きな損傷には対応できないので覚えておきましょう。

オイル漏れの一時的処置の方法とは

用意するものとしては固形石鹸にウエス、ガムテープなのでコンビニでも手に入ります。
オイル漏れの箇所を丁寧にウエスでふき取りますが、エンジンが熱いとやけどの危険性があるのでエンジンが冷めているか確認してから行う事が必要です。

オイル漏れしている箇所をきれいにウエスで拭いたら、その箇所に固形石鹸を擦りつけるようにして塗りつけます。
エンジンの継ぎ目部分に固形石鹸を利用して塗り込んで埋めていくようなイメージです。

継ぎ目にきれいに石鹸を塗る事が出来たら、継ぎ目の周囲に付着した石鹸をウエスでふき取ります。
大きめにガムテープを張って、その部分が浮き上がらないようにしっかり押し気味に貼り付けるのがコツです。

オイルが減らないかチェックする事も大切

オイル漏れが起きているなと分かったら、オイルの量をチェックしてみます。
ここであわてず、エンジンを切って少なくとも5分程度時間をおいて、車体をしっかりたててチェックする事がポイントです。

こうしてエンジンをさましバイクを直立させておかないと、オイルの正しい量がわかりません。
オイルの量が下限ぎりぎりとなっていても問題ありませんが、漏れがひどいと感じたら面倒でも頻繁に止まりオイルの量を確認しながら走ります。

オイル漏れはバイクを支えてもらいチェックする

バイクを直立させるためには人の手が必要です。
一緒に走っている友人がいれば友人に、また近くにライダーがいたら手伝ってもらい、オイル漏れをチェックします。
バイクをしっかり直立させてもらい、支えてもらっている状態で確認すべきです。

またタンクのオイル量を確認する時、スティック式の場合には一旦引き抜きオイルをふき取ってから、再度スティックを「ねじを締めず」に入れてみて確認します。
チェック窓の場合にはオイルの量を覗き込むだけでOKです。
車体に少しでも傾きがあると、オイルの量を正確に判断できないので必ず車体を直立にして行うようにしましょう。

オイル漏れ発見した時の一時的処置とは

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