1. ハイビームって使っていいの?

バイクのハイビームのルール

バイクは昼間でもライトを点灯する義務があり、ライトをつけて走行する事が法律によって定めれられています。
ただ夜間のハイビームの利用はどのようにすればいいのか、ライダーの中にはわからないという人も少なくないようです。

昼間と同じようにロービームで走ればいいのか、それともハイビームなのか、あいまいな点をはっきりさせておくことが必要でしょう。
バイクのハイビームのルールを理解しておくことで安全な走行を考えることができます。

夜間は基本ハイビームが鉄則

ハイビーム、ロービームのライトはそれぞれに利用する目的を持っています。
ロービームはすれ違い前照灯、対向車とすれ違う時に利用する意味を持ち、ハイビームは走行前照灯、走行する時点で利用するライトという意味を持つのです。

何となく対向車がいない時、前を走る車がいない時にハイビームにするというイメージがありますが、そうではなく対向車がいる時、前を走る車がいる時にだけロービームにするという意識を持つべきです。
ほうれいではロービームが40先、ハイビームは100m先を照らすことができるものと定められています。

夜間走行では当然、視認性と安全性が昼間よりも各段に低くなるため、夜間はハイビームでの走行が原則となっているのです。
40m程度しか照らせないロービームでは夜間の視認性に問題があります。
障害物の発見が遅れたり、人がいることも見えないことがあるので、夜間はハイビーム走行が基本ということを忘れないようにしましょう。

ハイビームとロービームの切替について

対向車とすれ違う時や、自分の前にバイクや車がいる時にはロービームに切り替えます。
ハイビームのままで走行すると他の車両はまぶしく幻惑が起こる可能性があり、危険な状態になってしまうこともあるのです。
運転に大きな支障を与えることになるので、必ずロービームに切り替えます。

ただしロービームに切り替えてからも周囲への配慮を十分に行うことが求められます。
切替をこまめに行い、自分、周囲の人、障害物、また走行している車などに配慮した安全運転が事故を引き起こさないために必要なことです。

ハイビーム使用に関して罰則があるのは理解している?

夜間ハイビームの走行義務を守らなかったり、対向車とすれ違う時にロービームに切り替えることを怠ると、道路交通法施行令の規定によって反則金を支払うこともあります。
反則行為の種類は無灯火違反と原稿等義務違反がありますが、何れも二輪車の場合、6000円の反則金です。

原付の場合でも5000円の反則金がとられるので、ハイビーム、ロービームの切替や規則についてよく理解しておくことが必要となります。
ただし雨が降っている時など、光が拡散してしまい事故を起こしやすくなるということもあるので、フォグランプなども利用し安全に走行する事も考えるべきです。

ハイビームって使っていいの?

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