1. マナー向上のために活動する団体について

バイクのマナーを考えよう

バイクを利用している人のマナーが、SNSなどインターネット上で叩かれることがあります。
法令違反であるすり抜け走行を見た車のドライバーなどが、ライダーのマナー違反を指摘するということも少なくありません。
迷惑行為などは、今はインターネットであっという間に拡散され、批判される時代です。

危険な運転や法令違反、迷惑行為など様々な理由で「ライダーのマナーは悪い!」と一般的に認識されるようになってしまっています。
楽しいツーリングの目的地ともなる観光道路がバイク通行禁止になったり、公園などの公共の場所が立ち入り禁止になるなど、バイクに関する制限も厳しくなっていってしまいます。

一部のライダーがやっている法令違反やマナー違反が原因で、きちんとルールを守って走行しているライダーも一緒に見られてしまうのは残念です。

このようなバイクが嫌われる要因をできるだけ減らしたいと考えている方は少なくなく、バイクの利用環境をより良くしていこうという声も広がっています。
一部のライダーやバイク利用者による迷惑行為やマナー違反が一般の方に煙たがられていることを危惧し、その改善のために活動している団体や有志も増えているんです。

ジャパンライダーズ

グッドマナーを心がけるための団体ジャパンライダーズは、日本2輪車普及安全協会のことです。
特徴的な活動の一つとして、安全とマナーの心がけに関係したライダーの生の声を集め、SNSなどインターネットでの共有・拡散しています。

また、大阪モーターサイクルショーや東京モーターサイクルショーなどの様々なイベントにも出展しており、良いマナーの輪をライダーの間で広げていこうという活動を積極的に行っています。

ヤエーステッカー

「ヤエー」とは、バイカーの間で行われているハンドサインのひとつ、ピースサインを指すものです。
若い世代のバイカーを中心に安全運転を願うサイン、バイクの良さや楽しみを共有するためのサインとして浸透しつつあるサインです。

そのシンボルとして、ヤエーステッカーという全国の有志によるボランティア活動団体が生まれました。
このステッカーは全国各地のボランティア配布員が、設置・配布会を開催するなどして、精力的に活動しています。

Honda 安全運転普及本部

バイクの一流メーカーであるHondaには、安全運転普及本部という社内組織があります。
これは1970年に創設した組織であり、交通事故が急増していることがその背景にあります。
ホンダの創業者である本田宗一郎氏が発足しました。

運転技術を向上させるだけではなく、運転技術の指導者の育成、安全運転の教育に特に重点を置いています。
子供から高齢者まで様々な年齢層の方に交通安全に関する教育を幅広く行い、海外にもその活躍の場を広げています。

マナー向上のために活動する団体について

投稿ナビゲーション