1. 今さらと思わず知っておこうヘルメットのかぶり方

ヘルメットの正しいかぶり方

バイクに乗る際には、ヘルメットをかぶることが義務づけられています。
ヘルメットをかぶらずにバイクで走行すると法律違反で罰金を科せられるため、ヘルメットをかぶるのは「義務」だと認識している人も多いのではないでしょうか。
ヘルメットというのはライダーの頭部を守るためのアイテムですから、「ヘルメットをかぶらないと罰金を取られる」というネガティブな考えではなく、「自分の体を守るためにヘルメットをかぶる」というポジティブな意識を持つようにしたいものです。

ヘルメットはどんなに高価なものでも、かぶり方が正しくないと頭部をしっかりと保護してくれませんので注意が必要です。
ヘルメットをかぶる時に注意したいのは、あごひもの長さです。
あごひもが緩んでいたのではヘルメットをかぶる意味が半減してしまいますので、実際に被ってみて長さをしっかりと調整することが大切です。

あごひもをしっかりと調整したら、後頭部にあるダイヤルの微調整も忘れずに行うようにしましょう。
ダイヤルを回して調節することによって、後頭部とヘルメットの間の隙間をなくすことができます。

フルフェイスのヘルメットの場合、最初に両手であごひげを持ちます。
フルフェイスは入口が狭いので、左右に広げながら、額から広報に向けて回転させるようにしてかぶると頭部にぴったりとフィットします。

ヘルメットを選ぶ際の注意点

ヘルメットというのは衝撃を吸収するために作られているので、思った以上に軽い素材でできているものがほとんどです。
デザインによっても頭部を保護する度合いが異なってきますので、バイクの種類やマイクの用途などに応じて適切なものを選ぶといいでしょう。
ヘルメットは洋服と同様に同じサイズでもメーカーによって差がありますので、購入する際には必ず試着してみることをおすすめします。

ヘルメットの中でも頭部を一番保護してくれるのはフルフェイスタイプですので、できればフルフェイスのものを選ぶと安心です。
フルフェイスのヘルメットを選ぶ際には、アイポートの上端と眉との間に指一本程度の感覚ができるものが最適です。
試着してみて、眉毛が隠れるようなら1サイズ小さめのほうがいいでしょう。

頬の部分に当たるチークパッドも、ヘルメットを選ぶ時には重要なポイントの一つです。
チークパッドは装着した時に頬が少し盛り上がる程度がぴったりです。
パッドが頬にかすかに当たる程度では大き過ぎますので、ワンサイズ小さめのヘルメットを選ばなければなりません。

逆に、締め付けられるような感覚がある場合にはワンサイズ大きめのヘルメットを選択しましょう。
正しく装着した時に、「ちょっときつめだけれど苦しくない」程度のサイズがベストです。

今さらと思わず知っておこうヘルメットのかぶり方

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