1. 本試験の流れを把握しよう

本試験に必要な物

教習所で一通りの走行テクニックなどを習った後は、免許交付のための本試験に臨むことになります。
本試験にはどんな物を持って行かなければならないのか、早めに確認しておきましょう。
当日になって焦ると、本試験で本領が発揮できない可能性があります。

本試験に持参しなければならないものとしては、「住民票」「本人確認書類」「申請用写真」「卒業証明書など」そして「手数料」があります。
住民票は本籍が記載されており、かつマイナンバーが記載されていないものが1通必要です。
本試験が午前中にある場合には、数日前に取っておく必要があります。
本人確認書類は、健康保険証か写真付きのマイナンバーカード、あるいはパスポートなどです。

写真は、縦3cm×横2.4㎝で6ヶ月以内に撮影したものが1枚必要です。
できるだけ写りを良くしたい場合、前日までにフォトスタジオで撮ってもらうのが一番おすすめです。

本試験の際に教習所の技能検査合格証明書や卒業証明書を持っていけば、本試験の技能検定が免除されますので、忘れないようにしましょう。
手数料に関しては、普通一種の場合AT・MT共に受験料が1,750円、免許証交付料2,050円の合計で3,800円となっています。

本試験の流れ

本試験当日は、住民票のある市町村の運転免許センターで学科試験を受けることになります。
まず「証紙販売窓口」で手数料を支払い、運転免許申請書に記入し、試験係受付窓口に提出します。
この後、視力検査窓口に行って検査を受け、特に問題がなければ受験票を受け取って試験会場へ向かいます。

学科試験は50分で、◯✕式(90問)が1問1点、イラスト式の危険予測問題(5問)が1問2点あり、90点以上取れれば合格となります。
試験時間が終了した後、約40分後に合格発表が行われます。
合格者の番号が張り出されますので、合格した場合、会場に残って説明を聞き免許発行手数料を窓口で払います。
不合格の人でも、1,750円払って午後の試験を受けることができます。

教習所の卒業証明書がない人は、後日「運転免許取得時講習」を受けなければなりません。
本試験に合格したあと通知が来るので、指定された日時に講習を受けることになります。
卒業証明書の有効期限は1年ですから、教習所を卒業して1年以上たっている人は運転免許取得時講習(有料)を受ける必要があります。

本試験に合格するためのポイント

本試験で不合格にならないためには、時間的なゆとりを持って試験会場に到着することが大切です。
当日は視力検査もありますので、運転用のメガネを忘れないようにしましょう。
免許はひっかけ問題が多いので、焦らずに落ち着いて解くことも重要なポイントです。

本試験の流れを把握しよう

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