1. AT限定普通二輪免許の取り方
AT普通免許

400ccまでのスクータータイプに乗れる免許

AT限定普通二輪免許はクラッチを必要としないスクータータイプのバイクで、400ccまでの排気量のものに乗れる免許です。

原付としてではなく、普通バイクに分類されているスクーターなので、当然一般公道だけでなく高速道路や自動車専用道路(二輪車侵入禁止区域を除く)を全て走行することができます。

取得をするまでの手順としては、まず自動車教習所に通うかもしくはダイレクト受験として直接免許センターに行って試験を受ける形です。

なお免許センターの管轄は既に取得している免許がある場合は、そこに記載されている住居地の管轄の場所で受験します。

運転免許を持っていない状態で初めて免許を取得する場合は、住民票に記載されている住所地となります。

気をつけたいのが自分の住所地と住民票に記載されている住所地が異なる場合です。
大学生が親元を離れて一人暮らしをしているときなどによくありますが、住民票がそのままになってしまっていると最寄りの地域の免許センターで受験をすることができません。

地元で試験を受けるかもしくは先に住民票の移動をしていなければいけないので、早めに手続をしておくようにしましょう。

なお記載されている本籍地がどこであっても(外国であっても)全く関係ありません。

普通二輪の免許取得の難易度

バイクの免許で大きなネックになるのが、大きなバイクの取り回しとMT操作でしょう。
小型限定普通二輪までの場合、バイク本体の重さは最大でも決して大きすぎるということはなく、女性の力でも十分起き上がらせることが可能です。

しかしこれが400ccクラスになると車体が一気に大きくなってしまうので、取得の難易度はぐっと高まります。

AT限定普通二輪免許を教習所で受講する場合、相場は無免許または原付免許のみの場合で税込み約15万円程度となります。
普通自動車免許がある場合は約9万円程度となります。

受講時間は無免許の場合は技能講習は15時限、学科教習は26時間です。
普通自動車免許が取得してある場合は学科教習は1時限のみとなりますので、かかる時間はぐっと短くなります。

教習に使用されるバイクは学校によって異なりますが、大抵の場所でHONDAのシルバーウィング400やスズキのスカイウェイブ400といったものが使用されています。

原付二種(小型限定普通二輪)からランクアップしての取得の場合、基本的な運転方法は同じなのですが、この大きさにまず戸惑うことが多いようです。

MT操作がない分だけ楽なように思えますが、AT限定教習で使用されるスクーターバイクは重心のとり方が難しいため、一本橋などでは補習となってしまう人が多く見られます。

AT限定普通二輪免許の取り方

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