1. 原付免許の取り方
免許証

最も簡単に取得できる運転免許

今でこそマイナンバーカードというものがありますが、かつては身分証明書=運転免許証という認識が広く持たれていました。

そこで日常生活でバイクに乗らないという人であっても、手軽に持ち歩ける運転免許を取得するため、原動機付自転車の免許を取るという人もいたようです。

原動機付自転車免許は16歳から取得ができる、最も簡単にとれる運転免許証です。
原付免許を取得して乗れるのは50cc以下のバイクのみで、普通自動車免許を取得していれば別に原付免許を取得していなくても50cc以下のバイクに乗ることができます。

原付免許を取得するには、当日に最寄りの運転免許センターもしくは試験場で受験をします。
試験場所は地域によって異なりますが、大抵の地域で都道府県ごとに数か所設置されているものです。

試験内容は適性試験と筆記試験のみで、50問の出題中90%以上の点数が取れていれば合格となります。

料金は免許センターまでの交通費などは別として、受験料が1500円、合格後の講習料が4200円、免許交付に関する手数料が2050円です。

ですので最初に窓口で受験を受付したときに支払う金額は1500円のみで、試験の結果合格であることがわかってからそのほかの料金を支払うということになります。

もし試験を受けたけれども不合格であったという場合は、次回また1500円の受験料を支払うことが必要です。

原付免許受験をする時に持って行くもの

原付免許の試験を申し込むときには必要な書類を提出しなければいけません。
この書類の内容も適性検査の一部となりますので、当日持って行くことを忘れていた場合は試験そのものを受けることができません。

用意するものとしては「住民票の写し(6ヶ月以内の発行、本籍地が記載されているもの)」「顔写真」「印鑑」があります。

また試験を受けるときに必要になる筆記用具やメガネ、コンタクトレンズも忘れないようにしましょう。

試験を受ける前には会場に設置されている「運転免許申請書」を記載し、受験票を受け取ります。
筆記試験は30分の短いものなので、受験が終わったら待合室でしばらく待っていると電光掲示板に合格者の番号が提示されます。

合格者はその後に3時間の実技講習を受ける流れです。
実技講習は実際にスクーターバイクを使用して基本操作や基本走行、安全運転の基礎知識を受講します。

ですので試験を受ける時にはその後の講習のため、動きやすい服装と靴を着用していくようにしましょう。

もしサンダルやミニスカートなど適さない服装をしてきた場合には受講ができなかったり、着替えるように指示されたりします。

スムーズにいけば半日で簡単に取得ができますので、通勤通学用にもおすすめです。

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