1. ロングツーリングに強い!ツアラーバイクの特徴
ツーリング

ロングツーリングに最適のツアラー

ツアラーバイクは、高速走行時の風圧を低減するカウルと大型のトランクなど長距離ツーリングに適した装備をしていることが特長のバイクです。

バイクは長い時間走行しているとどうしても姿勢の維持がしづらくなってきたり、風圧や振動で体力が消耗してしまいます。

そこでツアラーバイクはそうしたバイクならではの疲労を軽減するためのスペックを備えており、高速道路や山道を同行していても比較的疲れず、運転を楽しめるようになっているのです。

ツアラーとよく似たバイクジャンルに「クルーザー(アメリカンバイク)」があります。

最近はオフロードとオンロードの両方に適したスーパーモタードや、アドベンチャーのようなジャンル分けが難しいバイクが登場しているように、そのバイクがどの分類になるか明確でない場合もよくあります。

ですので販売されている車種もクルーザーかツアラーかが明確でなかったり、SS寄りのツアラーがあったりといろいろなケースがあるものです。

一般的な分類としては、クルーザーは中高速の直線走行を得意としているのに対して、ツアラーは高速移動を得意とする傾向があります。

いずれも非常に排気量が大きいことが多く、中型クラスではほとんど見かけることができません。
海外向けモデルでは1000cc以上のタイプが一般的ですが、国内向けモデルなら400ccクラスが最も多く見られます。

しかしやはりツアラーバイク本来の性能は大排気量でこそ感じられるものなので、ぜひ長距離移動をする人は大型バイクで探してもらいたいです。

車体が大きいことから初心者が苦労することも

ツアラーバイクは排気量にかかわらずかなり大きく車体が作られていることも特長です。

ゆったりとしたシートと安定性の高い重心で作られているので当然ですが、そのため車体が重く、大型バイク初心者にとってちょっと取り回しに苦労をしてしまうかもしれません。

この大きな車体が走行中に起こる路面の振動を和らげてくれたり、走行中の風圧からライダーの体を守ってくれる役割をしてくれます。

そういう意味で大型ツアラーはどちらかというと初心者向けというよりも、十分にバイクに慣れたベテラン向けと言えるかもしれません。

小柄な女性の場合は大型タイプではかなり足つきが悪かったり、むしろシートとハンドルの位置が遠く感じられて乗りづらさを覚えるでしょう。

またツアラーの中でもSSに近い車種があり、その場合燃料がハイオクを使用することになっています。

大きなバイクはメンテナンス費用などランニングコストに何かとお金がかかりますので、維持費にも注目して無理なくモデルを選ぶようにしてみてください。

ロングツーリングに強い!ツアラーバイクの特徴

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