1. ロンドン発祥のカフェレーサーの特徴

カフェレーサーの特徴とは?

バイクには様々な種類やモデルがありますが、その中でも「カフェレーサー」という種類のバイクがどのようなものかご存知ですか?
カフェレーサーとは、ボバーと同じように純正の状態から出来る限り必要のないものを取り外し車体をとにかく軽量化したものを指します。

まず、カフェレーサーの特徴の一つ目は長いタンクです。
十分の容量の燃料が入りますが、軽くてコンパクトなタイプを装着しているモデルが多いでしょう。

長くて細いタンクに、軽くて使いやすいソロシートが装着されています。
またセパレートハンドルとバックステップ化を取り入れることでライディングポジションを限界まで低くし、空気抵抗を減らすことに成功しています。

さらに、本来は一つのキャブレーターが純正になっているところツインにしているモデルも多いでしょう。
ワンキャップにするためにマニホールドをワンオフで製作するなど、少し手のこったカスタムが必要になります。

カフェレーサーの名車をご紹介

ヨーロッパでもカフェレーサーの人気がとにかく急上昇中ですが、どのような名車が愛されているのでしょうか?

例えば、日本の旧車を正統派にカスタムするには、1977 Honda CB750FOURなどがおすすめです。
アルミタンク、シングルシートなど、とにかく正統派のロッカーズスタイルを楽しみたいならこのような日本の旧車がおすすめです。
ありそうで意外と見かけない、国産旧車の魅力を再認識させてくれること間違いなしです。

また、モトグッチの対抗馬としてヨーロッパで非常に人気が高いのがホンダのCX500です。
カフェレーサー仕様にするためには、できるだけシンプルにカスタムしていくことが大切です。

タンクにセンスのある配色を施すことで、より味のあるカフェレーサーカスタムができます。
シンプルでスポーティなデザインが好きな人はたまらないのではないでしょうか。

カフェレーサーの発祥はロンドン

カフェレーサーは特にヨーロッパで人気のバイクですが、発祥はイギリスのロンドンと言われています。
ロッカーズの文化が人気を集めていた1960年代に、ロッカーズたちがカフェテリアなどに自慢のバイクを持ってくるようになりました。

カフェテリアに誰が一番早く着くか競争したり、店内のジュークボックスを使ってミュージックをかけ、決まったコースを曲が終わるまでに走り終えることができるか?といった公道でのレースを楽しんでいました。
これが、カフェレーサーの始まりです。

現在は、カスタマイズに明確な決まりはありませんが、運動性能を追求したモデルであることや魅力的なスタイルゆえに今でも高い人気を集めるクラシックレーサーバイクとなっています。

ロンドン発祥のカフェレーサーの特徴

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