1. イヤホンで音楽を聞きながらバイクに乗っても大丈夫?

イヤホンの可否は条例によって異なる

イヤホンを付けてバイクを運転することについて、道路交通法でこれを取り締まる規則はありません。
だからと言って積極的につけていいというわけではなく、イヤホンを装着することで安全運転に支障をきたすこととなれば、安全運転義務違反で切符を切られる可能性があります。

法律で問題はなかったとしても、地域によっては条例で運転時のイヤホン装着を制限している場合があります。
例えば、安全運転に支障をきたす音量で運転してはいけない、安全運転に影響が出るような音量で使用してはいけない、などといった例があります。
条例でも具体的に何dbなどのように定量的に定められているわけではないため、取り締まる場合はその場の警察の裁量にゆだねられることとなります。

反則の場合、反則点数の貨店はないものの、反則金を支払わなければならない可能性があります。
運転中イヤホンを装着する場合は、安全に運転できる状態かよく確認しておきましょう。

おすすめのイヤホンについて

イヤホンを選ぶ視点はいくつかありますが、バイク用のイヤホンとして人気なのは、完全ワイヤレスタイプと首に固定するネックバンドタイプでしょう。
完全ワイヤレス型はコードがないため、構造的な安全性は比較的高いでしょう。
ネックバンドタイプは固定する部分にバッテリーが搭載されており、比較的長時間の仕様にも耐えうる点でツーリングにも向いています。

つけてみたときの感触も大切で、バイクはヘルメットを装着するため、イヤホンを付けてヘルメットをかぶっても痛くないかはできる限り確認しておきましょう。
フルフェイスのヘルメットの場合はなおさらです。

バイクに乗る際は予想外の悪天候になることもあり得ますから、雨にぬれてもある程度耐えうる耐水・防水性能があるかも大切です。
さらに、外気に直接さらされることも少なくありません。
空気中の砂埃などが舞う中でも安定的に動作するかどうか、防塵性能もチェックしておきましょう。

おすすめのイヤホン

まず、走行中でも音が聞き取れることを重視して選ぶのが良いでしょう。
走行中でも外の音が聞きやすいように片耳だけのイヤホンを使うのも手ですし、頭蓋骨の振動で音を伝える骨伝導イヤホンも耳をふさがないためおすすめです。
両耳をふさぐこととなりますが、コードがないためヘルメットを着けても動きやすい完全ワイヤレスタイプも候補に入れても良いかもしれません。

ノイズキャンセリング機能がついているモデルも選択肢としてあるかもしれませんが、走行中に使用するのは周りの音が聞こえにくくなるため危険です。
走行に支障をもたらすほどの利用はNGですが、ナビゲーションの音声などを聞きやすくするにはイヤホンの活用が便利です。

イヤホンで音楽を聞きながらバイクに乗っても大丈夫?

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